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十日菊とももの 六菖日記 りくしょうにっき

バカアニヲタヒキーの
三重苦を背負った模範的ダメ人間
十日菊とももによる
空想と妄想をつづった日記です。
 

【俺認定】福岡の最ウマパン屋さん(2015/12/25更新)
総合:シェ・サガラ(久留米市田主丸)
丸パン:屋根に花壇のあるお店(早良区野河内)
白あんぱん:ノーミ(西区石丸)
惣菜パン:黒猫堂(中央区警固)
食パン:コウブツ(南区大楠)
コッペパン:うーぱん(南区大楠)
バゲット:シエルブルー(新宮町)
クロワッサン:エピドール(天神)
菓子パン、惣菜パン:ほのか(東区名子)
菓子パン、惣菜パン:ラ・タルティーヌ(大野城市下大利駅)

2010/04/02

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 所要で田舎にリーマンダッシュします。 が仕事が長引き新幹線に間に合わず、 駅にダッスして出発一分前に時間変更したり。
 時間変更もうちょっと楽になってホスィ。 JRの駅が近くに無いと特に。

2010/04/04

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  今朝の朝日「ゼロ年代の50冊」。 2000年〜2009年から識者が選んだ50冊があげてあります。 うむー。 橋本健二「「格差」の戦後史」、佐藤優著「国家の罠」 しか読んでいません。世の中から取り残されていますな。
 参照: ゼロ年代の50冊

2009年度 俺賞

 2009年度俺賞をまとめます。 2009年度は結構面白い本が多く、選ぶのに苦労しました。

(1)「住居の貧困」本間義人、岩波新書
(2)「格差社会ニッポンで働くということ」熊沢誠、岩波書店
(3)「「理工系離れ」が経済力を奪う」今野浩 、日本経済新聞出版社

 年越派遣村で始まった2009年は、 「格差問題」が実は「貧困問題」にシフトしている、 ということが人口に膾炙した年でしたね。 本のタイトルも心なしか 「格差」が減って「貧困」が増えたような気が。
 というわけで貧困系が上位に。 「住居の貧困」はヌッポンの住居政策(のショボさ)をまとめたものですが、 日本には居住権が無い(P122)という指摘が非常に感動的でした。 日本に住むって大変なんだなと。 「格差社会〜」は労働問題から日本の不幸感を説明したもので、 今まで認識していなかった説明の仕方。 この人の本はもう少し読んでみようかといくつか買ってありますが未読。 「「理工系離れ」〜」は金融工学の説明を通して 理系文系間のギャップを指摘している本。これは単純に面白い。 姉妹編の下記も、重複が多いながらもお薦め。

  • 「金融工学の挑戦」今野浩、中公新書

 他、次点を適当に挙げていきますと

  • 「選ばれる男たち」信田さよ子、講談社現代新書

 冒頭の能天気さと、本論の深刻さのギャップが凄まじい。 「卒業、最後のセーラー服」のように、 俺はいったい何を読んでいたのだろうか、とか思います。

  • 「小布施まちづくりの奇跡」川向正人、新潮新書

  個人的にかなり気に入っている小布施なんですが、 それがどうやって作られたかを書いています。 やはり優れたグランドデザインには強権が必要なんだなと。

  • 「家族の勝手でしょ」岩村暢子、新潮社

  シリーズも長いので俺賞からは外しましたが、 上記はは相変わらず身近なはずの食卓が驚きに満ち溢れていて大変面白いです。 シリーズ開始から10年経過しているので、 その間でも食卓が変化してきているのがわかります。 これからケコーンする独身男性には 特に役に立つのではないかと、 期待水準を調整するという意味で。

 その他、面白かったものを適当に。

  • 「「格差」の戦後史」橋本健二、河出ブックス
  • 「主婦パート最大の非正規雇用」本田一成、集英社新書
  • 「アダム・スミス」堂目卓生、中公新書
  • 「イワシはどこへ消えたのか」本田良一、中公新書
  • 「ヒトラーの経済政策」武田知弘、祥伝社新書
  • 「日本の地形」貝塚爽平、岩波新書
  • 「アメリカ・ジャーナリズム」下山進、丸善ライブラリー

 期待はずれだったのが

  • 「無頼化する女たち」水無田気流、洋泉社新書Y

  前作「黒山もこもこ抜けたら荒野」が面白かったので期待していたのですが、 キレがいまひとつ。 女性がテーマなので俺のようなオッサンには共感しづらいのかも。

 おまけ。

  • 「仏教」渡邉照宏、岩波新書
  • 「日本の仏教」渡邉照宏、岩波新書
  • 「お経の話」渡邉照宏、岩波新書

 最近仏教についてちょぽちょぽ調べているのですが、 渡邉照宏仏教三部作は読み物として大変面白く、入門にお薦め。

  • 「裁判員の教科書」橋爪大三郎、ミネルヴァ書房
  • 「14歳からの社会学」宮台真司、世界文化社
  • 「日本の難点」宮台真司、幻冬舎新書

 世の中のお勉強用に平易でにまとまっている本としてあげておきます。 入門書として非常にお薦め。 特に「裁判員〜」は当選した人は是非読んでおいた方がよいかと。 ちなみに「日本の難点」は、読む用、本名サイン入り、 2009/5/10 ネタ用、の三冊持っています。

2010/04/06

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 今朝の朝日 「日本のアニメ・ゲーム世界に売り込め」 「文化産業大国戦略」原案を経産省がまとめ、 「コンテンツ海外展開ファンド」を年内に設立するとのこと。

 同じく今朝の朝日 「提携カード廃止相次ぐ」 会員数を増やすために提携カードをバンバン出してきた 信販各社がリストラに転じているとのこと。 発行時に提携先に手数料500〜1000円を払っており、 初期費用や維持費を考えると、 年数万の利用が無いと赤字だそーです。

 同じく今朝の朝日 「単身赴任はつらいよ(1)」、 単身赴任者は「推計91万人。男性は73万人で、男性雇用者の2.2%」

2010/04/07

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 今朝の朝日 「河野氏「自民変わらなければ辞める」」
  新党を立ち上げるよりも自民党を乗っ取る方が早い、 と言っていた河野太郎ですが、 まあ順調に出世しているようで。

 同じく今朝の朝日「次の内閣14人」
 民主党は政権とったとたんに 次の内閣なんか無かったかのように振舞いましたが、 さて自民党はどうなんでしょうかね。 参院選対策本部と同時に発足させるあたりは 露骨に参院選対策の広告塔のなのでしょうけれども。

2010/04/08

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  今朝の朝日 「ビール大国チェコ悩む」にEUの飲酒運転事情が。 一人当たりビール消費量はチェコが世界一で149.9L、日本は39位で47.9L。 「ジョッキ一杯がミネラル水(約125円)と同じか、それ以下」だそーです。 一方、飲酒運転の基準は血中アルコール濃度で、 エゲレス、アイルランド0.8mg/L、 フランス、イタリアが0.5mg/L、 日本0.3mg/L、 チェコ、ハンガリー、スロバキア、 ルーマニア、ウクライナ等旧共産圏はゼロ。
 ゼロっていうのがスゴイというか、 多人数の合意形成からはなかなかあり得ないというか。 社会デザインの困難がしのばれますな。

2010/04/10

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今朝の朝日 強姦被害「裁判員裁判避けて軽い罪に変更立件」。 性的暴行を受けてけがをしたので「強姦致傷」で立件しようとしたところ、 被害者が裁判員裁判で人目に晒されるのが嫌だからと 裁判員裁判対象外の「強姦」に変更したとのこと。

   所要で大倉山に行ったところ、 小林尽絵の等身大ポップやのぼりが見られました。 何じゃらほいと思ったら「夏のあらし」とかいうアニメの舞台だそうで。 最近アニメ見ていないので世の中についていけませんな。 アニメ自体は昨年で終了しているみたいですが。
 参照: 東横線大倉山商店街

2010/04/11

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 みなとみらいの フォートナムメイソンが閉店していました(涙)。 いつも空いていてよかったのですが、 つか、だから閉店したのかと。 神奈川県には他に横浜ららぽーと店が残っていますが、 そちらもいつも空いているからなー、、、、。

 桜木町のプレドールは4/27開店だそうで。

2010/04/14

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  今朝の朝日 「美少女町おこし地域資源の発掘から始めよ」山内貴範。 秋田県羽後町の萌えキャラ戦略立案者だそうで。
 参照: 羽後町「かがり美少女イラストコンテスト」 朝日新聞「私の視点」に掲載されました

2010/04/17

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  今朝の朝日「増える「大人家族」」 未婚者の親同居率推移が。 20〜34歳 29.5%(1980)→ 35.1%(1985)→ 41.7%(1990)→ 42.7%(1995)→ 44.0%(2000)→ 45.3%(2005)→ 46.2%(2010)、 35〜44歳 2.2%(1980)→ 3.4%(1985)→ 5.7%(1990)→ 7.4%(1995)→ 10.0%(2000)→ 12.6%(2005)→ 14・9%(2010)とのこと。 牛窪恵によると 30代未婚同居者の3割以上が家にお金を入れず、 9割は家事をほとんどしない。 「戦後に広がった核家族は高コストのライフスタイル」 との指摘。
 山田昌弘「パラサイト・シングルの時代」が1999年。 警告があっても世の中の流れは変わりませんな。 核家族は高コストという指摘はそのとおり。 核家族はカップル文化を前提としていると思うのだけれど、 ヌッポンでは結局カップル文化は根付いていないので 核家族にこだわる必要は無いのではないかと。 ここで問題になるのがヌッポンのサラリーマンの転勤の多さ。 転勤になると大家族が動くわけにはいかず、 どうしても核家族単位になってしまいます。 まあ、単身赴任すればいいのでしょうけれども。

 インプレッサの話。
 朝雨が降っていたので仕事の相方を送っていく途中、 同じ変なナンバーのGC8とすれ違ったり。 近所にも変な人が居るっぽい。
 スバルのお店に行って エンジンオイル、フィルタ、ミッションオイル、デフオイル交換して 六ヶ月点検を。 点検するつもりはなかったのだけれど、 オイル交換の値段の内で出きるとのことでお願いしたところ、 パワステベルトがやばいのとエアフィルタが汚れているとのことなので交換。 また、パワステ経路とロッカーアームにオイル染みがあるとのこと。 次の車検に何とか考えないと。
 燃料を入れに行ったら、給油扉が開かず。ちょっと笑う。 ガススタのお兄ちゃんにレバーを引いてもらってこじ開けます。 バネが弱くなっていてレバーを引いても飛び出して来なくなっていたみたいで、 バネをうりゃ、と曲げてやると開くようになったり。
 今朝は都内で雪だそうで、 こうも寒い日があると夏タイヤに交換するタイミングを逸しますな。 GWは田舎に帰るので、それまでは冬タイヤの方が無難かも。 それに、冬タイヤ全然減っておらず、 このままでは寿命が先に来てしまいます。 もっと使わないともったいない。

2010/04/18

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流鏑馬

 天気が良いので鎌倉に。 相方が鎌倉とか京都とかじじむさいところが好きなので。 鶴岡八幡がいつにも増して人出が多かったので何だろうと思いきや、 流鏑馬が見られるとのことで人が鈴なりに。 でもあまりに人が多く、 とてもまともに見られるとは思えず素通りします。

大銀杏

 八幡様の大銀杏、の株。 先の強風で倒れたのは記憶に新しいところですが、 新たな観光名所になったようで人が鈴なりに。

 うろうろと。 ミカドコーヒーでモカソフトを食ったり アルカマックキャフェでホットドッグを食ったり 谷口屋でおにぎりを食ったり。 食ってばかりのような。

流鏑馬

  うろうろしたいたら八幡様の裏ににでたのですが、 ここだと人があまりおらずよく見えました。 6人x2セット。全弾命中は一人だけでした。 流鏑馬は初めて見ましたけれど、 走る馬の背で矢を射るってかなり基地外沙汰のような気が。 上下動をうまくいなせるか、ということなのか。 それに鎌倉時代ってこんなにでかい馬が居たのでしょうかね。

2010/04/20

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  今朝の朝日「がん患者の就労 会社の乏しい理解が壁」 厚生労働省2003年調査では癌と診断された人の31%が依願退職、 4%が解雇。 東大2008年調査では 仕事の継続を希望していた人の31%が 診断後に仕事が変わっていた、とのこと。 「薬や医療行為で多くのがん患者の命は助かる。 でも仕事を奪われれば社会的な死に等し」いとの指摘。
 まじめに労働運動した方がいいのではないかと。 ヌッポンの問題は労組が企業別に組織されているという点。 労働力流動性を上げるにしても下げるにしても、 そこはどうにかした方がいいのではないかと。

2010/04/21

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  今朝の朝日 「クロマグロ完全養殖で資源回復めざせ」によりますと、 巻網漁船でクロマグロを捕まえてそのままいけすに運び太らせてから出荷する、 という手法があるそーです。 この場合は出荷まで一度も海から上げないために漁獲量がいくらでもごまかせて、 いけすで太らせた、と主張されると確認の仕様が無いとのこと。 みんな色々なことを考えますな。

2010/04/25

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 今朝の朝日 「ロボットは見た!倦怠期夫婦」。 劇団十夢というところが家庭用ロボットが出てくる演劇を上映するとのこと。 使用するロボットは サイバーステップ社 CR-01という実物。 ネットワーク経由で遠隔操作できるみたいですが、 劇中どういう使われ方をするのかは記事からはよくわかりません。 もちろんロボットの果たす役割は書いてありますが、 具体的にどういう動きをするのかは書いていません。
 で、この記事のポイントは、使用されているロボットが ネットワークロボットである点。 おそらくフツーの人に対して ネットワークロボットが披露される 数少ない事例ではないかと。 フツーの人はロボットというと多分、 ホンダのアシモとかソニーのアイボだとかを思い出すのではないかと思います。 これは擬似生物的なもので、すなわちロボット個体の範囲がどこまでであるか、 について、生物のアナロジーでフツーの人にも理解可能なものです。 一方、ネットワークロボットというのは 文字通りネットワークを前提としたロボットで、 その著しい特徴は「実態」が無くてもロボットと認める、という点です。 具体的には、ネットワークロボットには 「ビジブル型」、「アンコンシャス型」、「バーチャル型」の三類型があり、 アシモやアイボは いかにもロボットという実体を持つ「ビジブル型」に分類されるのですが、 他にセンサフュージョンと何が違うのかよくわからない ”環境に埋め込まれた”「アンコンシャス型」、 ロボット感を得られるインターフェイスである「バーチャル型」があります。 構成要素にアクチュエータが含まれないものをロボットと呼ぶのはどうか、 と俺のように頭の古いオッサンは思うのですが、 まあそういう考え方があります。
 このネットワークロボットという概念は、 ヌッポンでは 総務省のネットワーク・ロボット技術に関する調査研究会(2002年〜2003年) にて当時流行であったヒューマノイド型ロボットの 次を担う概念として大々的に打ち上げられました。 ポイントは、丁度ロボットバブル(2000〜2003年)のピークに立ち上がっている点です。 ロボットと名前が付けばイメージが良くなって金がついた時代です。 情報通信産業など総務省を中心とした メカが無くても「ロボット」という名称を使いたい人達によって 考えられたものなのではないかと思います。 だから前述の「バーチャル型」ロボットとかいう 不思議な話になったのではないかと。 もっとも、すぐにロボットバブルがはじけてしまったので、 その後の動きは細々としたものになりましたが。 まあこういう形でも日の出を見ることができてよかったですね、 と素直に思うのです。
  参照 「ネットワーク・ロボット技術に関する調査研究会」の開催

2010/04/28

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  今朝の朝日 「日本人の幸せ6.5点」 が面白かったので引いておきます。

 25日にあった「新しい公共」を考えるフォーラムで、 首相は「ボランタリー経済、新しい公共が幸福度を高めることに 確信を持っている」と述べたが、 結果を聞いた首相は 「幸福度とお金、経済の部分が結びついており、 ボランタリー経済が多くの国民の意識にないことがわかった」 と認めざるをえなかった。 周辺には 「だから子ども手当みたいな政策がうけるのか」 と漏らしているという。

  「任せる政治から引き受ける政治へ」 「小さな国家、大きな社会」という民主党の考えが 理解されていないようですね。
 中身はまだ見ていませんが、
 参照: 平成21年度国民生活選好度調査

  同じく今朝の朝日 「小選挙区制に批判噴出」、 二大政党制を支えてきた小選挙区制のため、 第三勢力である英国自由民主党が議席を獲得できないので、 選挙制度を変える議論があるとのこと。 英米型二大政党制を目指してきたヌッポンにとっては 考えさせられる話。 政権交代のし易さを求めて二大政党制を考えてきたと思うのですが、 その前提となっているのは政策の対立という解りやすいアジェンダ設定です。 右か左か、リベラルかコンサバティブか、 といった対立で問題が語られている間は二大政党制は効率的に機能しますが、 右とか左とかいう評価軸は無効で新たな評価軸が必要、 とかいうメタレベルの話になると対応するのが難しいですね。
 もっともヌッポンの場合、 それ以前に政策の剽窃がフツーに行われているので、 そもそも一軸上の対立としてアジェンダ設定することが難しいのですが。 本当に、自民党をおろすためだけに導入された感があります。 もちろん、この打算に塗れた仕組みを利用して 今後政治状況が良くなってくる可能性もありますので、 まったく希望が無いわけではないですが。

2010/04/29

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  今朝の朝日、 「論壇の「復活」ネットが開く新しい空間」 として東浩紀が吼えています。 曰く、論壇はフローとストックの2側面があり、 フロー部をツイッターなどが、 ストック部を既存メディアやブログが構成する、とのこと。

  今朝の朝日、 「触れてわかる「媒体」の実態」福岡伸一 早速iPadを入手してご満悦の様子。
 メディア=培養細胞を浸す栄養液という話から、 「これから生まれてくる世代にとって、 iPad(あるいはそれに類するもの)は、タンジブルな 第一言語(ネイティブラングエッジ)としてそこにある」 との指摘。 (タンジブル(tangible)=触れてわかること、手触り感がもてること)
 これはまあ、そのとおりなのだけれど、 これについて最近考えているのが 携帯電話(でも何でもいいのだけれど)は人権に含まれるか、ということです。 ホリエモンが拘置所で、ネットはできないのか、 と聞いたという話がありましたけれど、 拘置所は人権が制限される場所だからまあ仕方が無いとしても、 人間として当然享受されるべき最低限の文化的な生活として、 サイバースペースへのゲートウェイ能力は 認められていいのではないかと思っています。 特に昔はアニメの中の話と思われていたARが (お遊びとは言え)実用化してしまったので、 事態は思っているよりも深刻なのではないかなという気がしています。 すなわち、ある人がある情報にアクセスできないのは通常、 教養不足であるとか、リソース配分の選択という文脈で語られていた、 要するに本人の責に帰していたと思うのですが、 そろそろ本人の責に還元できないものが出てくるのではないかなと。 先の「第一言語」という表現がこの気持ちを強くフックします。

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履歴
2005.01.05 前日記閉鎖
2005.01.16 CDSネット上の日記開始
  http://www10.cds.ne.jp/~tomomo/
2008.08.03 superloser.org上の日記開始
  http://www.superloser.org/
2008.09.30 CDSサービス終了